2022.06.18 10:00表向きの《うなぎ》という言葉に反応する人 そうなのである。どこ産であるかとか天然か養殖かというのにこだわりがなく、ただ《うなぎ》という3文字の言葉に反応して喜ぶ。そういう人なのである。うなぎは国産と中国産とでまったく別物。産地によってこれほどまで中身が違う食べ物も珍しい。 中国産のうなぎは、ほんとうにふっくらしている。ボリュームが国産と違う。食べるとまたふわふわしている。逆に国産は身が引き締まっている。見た目からして別物なのである。それでも目の前に《うなぎ》を出されると、特別感を感じてしまう、安あがりなおじさんなのであった。 今回冒頭の写真のうなぎは、職場の昼食に出てきたものである。この日ちょうど通勤中に聴いているラジオ番組のラジオショッピングコーナーで、国産うなぎのかば焼き詰め合わせが紹介...